■ALボディ(Ver3.0)開発秘話&仕様と価格のお知らせ!! 2008.02.11
【ALボディVer3.0開発秘話】
今回バージョンアップされたALボディ(Ver3.0)の開発の経緯をお知らせします。
今回のバージョンアップで目標となった開発課題はとても単純でした。
「フルサイズシリコンドールの美しい立位(立ち姿)を実現すること!」
たったこれだけの開発課題でしたが、開発期間は実に6ヶ月の長期に及びました。
弊社ユニゾンのバージョンアップ開発が、これほど長期間を要したことはかつてありませんでした。
それほどフルサイズシリコンドールの美しい立位の実現には克服すべき困難な課題があったのです。
まず、立位実現の条件を下記のように定めました。
@撮影アングルを制約しない立位の実現
Aスタンド等の補助具を必要としない立位の実現
B日常空間に普通に存在する床・壁・家具による支持で立位を実現
これは屋外ロケを経験されたオーナーの皆さんからの強い要望により弊社ユニゾンが自らに課した課題でした。
屋外撮影においては、撮影アングルを制約してしまう大きく重いスタンド等の補助具は確かに扱い難く邪魔な存在だと考えました。
それ故、補助具に頼らず日常空間に普通に存在する床・壁・テーブル等で軽く支えるだけの立位の実現を目標としました。
このような立位ならば、あらゆる方向からドールを撮影することが可能となりオーナーの皆さんが求める最高の被写体となり得るからです。
今回の開発で克服すべき旧バージョンからの技術課題は下記の四項目でした。
・立位時に美しい姿勢になるよう腰から膝までの骨格構造を変更する
・立位時に皮膚層に生じる大きな反発力に抗して姿勢を保持できるよう骨格構造を変更する
・立位時に皮膚層に生じる反発力が大幅に軽減するよう皮膚構造を変更する
・立位時に臀部造形が醜く変形しないよう皮膚構造を変更しその成形技術を確立する
上記課題克服のために実施した骨格構造と皮膚構造の変更は下記の通りです。
【骨格構造の変更】
・股関節の骨盤への取付け角度を45度から20度へ変更
・股関節構成部品(70%)の設計変更(可動範囲拡大等)
・骨盤部品の材質変更(衝撃強度アップ)
・骨盤部品の溶接部面積の拡大(ねじれ強度アップ)
・大腿骨部品の材質変更(衝撃強度アップ)
・大腿骨部品の位置変更(背面側に移動)
・股関節保持力強化(部品表面処理変更&設定トルクアップ)
【皮膚構造の変更】
・皮膚層成形に「多層不等厚成形法」を考案し実施
・皮膚剥離防止に「ほぞ技術」を採用
・部位毎に皮膚シリコンの硬度を変更
まず、立位のため拡大された股関節の可動範囲に追従できる皮膚構造を検討しました。
成形された硬化後のシリコンは伸びることには優れていますが、縮むことがとても苦手な素材です。
それ故、立位時に大きく縮むことが要求される臀部の皮膚シリコンは、縮むことができず大きく変形して醜い造形となってしまいます。
太った人間の醜い臀部のようになってしまい、美しい女性像であるスーパードールの造形としては失格です。
旧バージョンのように臀部のシリコン皮膚層が均一な厚さでは、股関節が大きく動いたときに臀部の適切な位置に自然な皺を生じさせることが不可能でした。
皺の生じるべき位置に皺を生じさせるような臀部の皮膚構造にする必要があるのです。
それ故、腰から膝までの皮膚構造は皮膚シリコン層を含む多層構造の各層の厚さを連続的に変化させることとしました。
部分試作を繰り返すことで厚くすべき部分と薄くすべき部分を見極め、全身試作を繰り返すことで適切な部位に自然な皺を生じさせる皮膚構造を見出しました。
その結果、人間が立って脚を伸ばしたときに臀部に生じる皺と同様な皺をスーパードールの臀部に再現することに成功しました。
旧バージョンでは無理に立位姿勢にするとシリコン皮膚が伸縮限界を超えて醜く膨れ上がった臀部でしたが、最後に全身試作した開発試作ボディは人間と同じような自然な皺を臀部に生じさせることができました。
さらに皮膚シリコン層と骨格との剥離防止のため、大工技術である「ほぞ」の技術をシリコンドールの皮膚成形に応用しました。
このように立位の実現のために仕様変更された内容の大きさからは、バージョンアップではなく別ボディとして発表すべきボディです。
しかし造形の変更が行われなかったため、ALボディのバージョンアップとして発表することに決定しました。
【重量】
ALボディ(Ver3.0) : 20s±0.8s(Ver2.5から1kg増加しました)
※重量増加は立位対応のための皮膚構造変更により生じました。
【販売価格】
ALボディ(Ver3.0) : 567,000円(税込)
指骨格オプション : 21,000円(税込)
※価格改定は実施しません。
※旧バージョンと同一価格での販売となります。
【AボディとALボディの主な相違点】
【重量】
Aボディ(Ver5.2) : 22kg±0.8s
ALボディ(Ver3.0) : 20s±0.8s(1kg増加しました)
※ALボディはAボディの軽量化を優先したモデルです。
【ボディの柔らかさ】
Aボディ(Ver5.2) : 柔らかさを優先したボディです。
ALボディ(Ver3.0) : 軽量化を優先したボディです。
※シリコン皮膚が厚いAボディはボディ全体がALボディより柔らかくなります。
※シリコンゲルが封入されたバストの柔らかさは共通です。
※Aボディのお尻にはシリコンゲルが封入されバストと同等の柔らかさとなります。
※ALボディのお尻はシリコン皮膚層のみとなり腹部と同等の柔らかさとなります。
【骨格構造】
Aボディ(Ver5.2) : ALボディVer2.5と共通な骨格構造です。
ALボディ(Ver3.0) : Ver3.0より「立位」が可能な骨格構造となりました。
※Ver2.5までのALボディはAボディと共通の骨格構造でした。
※ALボディ(Ver3.0)は、腰から脚部の骨格構造がAボディ(Ver5.2)と大きく異なります。
【機能の違い】
Aボディ(Ver5.2) : 立位(立ち姿)は不可能です。
ALボディ(Ver3.0) : 立位(立ち姿)が可能です。
※ALボディ(Ver3.0)は立位が可能ですが、Aボディ(Ver5.2)は立位が不可能です。
※旧バージョンのALボディ及びAボディ(Ver5.2)は、「立位」が封印(禁止)されています。
※骨格破損や皮膚剥離が生じる危険がありますので、取扱説明書に従い「立位禁止」を厳守してください。
※Aボディの立位封印解除の予定はありません。
スーパードールの基本仕様については、下記をご覧ください。
【スーパードールの特徴】 : スーパードールの基本仕様の説明です
前回ご紹介した
【ALver3.0ギャラリーvol.1】・
【ALver3.0ギャラリーvol.2】・
【ALver3.0ギャラリーvol.3】に、指骨格オプションの魅力をご紹介した
【指骨格ギャラリーvol.1】を加えて再度ご紹介しますのでご覧ください。
【ALver3.0ギャラリーvol.1】 : 立位ポーズを全身画像でご紹介します!
【ALver3.0ギャラリーvol.2】 : アップ画像で魅惑の仕草をご紹介します!
【ALver3.0ギャラリーvol.3】 : 実身長計測とハイヒールに挑戦しました!
【指骨格ギャラリーvol.1】 : 指骨格オプションによる表現力アップをご紹介します!
なお、今回の開発への集中により昨年末から弊社HPの更新が3ヶ月の長期に渡り止る事態となりました。
更新されない弊社HPをご覧になったオーナーの皆さんから「倒産していませんよね?」とのメールまでいただくこととなりました。
生産と開発に集中していたとはいえ、常時HPより情報を発信してオーナーの皆さんを心配させないことの大切さを痛感しました。
多くのオーナーの皆様にご心配をお掛けしたことをお詫び申し上げます。
今後は最低でも1ヶ月毎に必ず更新して情報発信するよう努力いたしますので、弊社ユニゾンへの変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。